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2014年9月30日 火曜日

象牙質知覚過敏症に用いる薬剤

歯周病で根元が見えてきくような歯には、知覚過敏症がみられることがあります。
冷たいものがしみ、歯ブラシを当てるとキヤッとします。
ひどい場合には、風が吹いてきただけでしみます。
そのような場合に薬剤を利用することがあります。
1. 象牙質を被覆して外来刺激が象牙質に伝わるのを防ぎ、
  二次象牙質の形成を促すもの。
  接着性レジン、ボンディング材、グラスアイオノマーセメント、歯周パックなど。
2. 象牙質表面に塗布して表面の石灰化を促進し、
  細管を閉鎖して細管中の組織液の流れが生じないようにするもの。
  NaF,SnF2などの塗布やイオン導入
 
3. 象牙質の表面に塗布したりイオン導入して、象牙芽細胞の突起または
  細胞全体を変性凝固させ、刺激が伝わらないようにするもの。
  ホルマリンFC、パラホルム、硝酸銀など。
4. 上記の1,2,3の二者または三者の複合作用を狙ったもの。
  フッ化ジアミン銀(サホライド)、HY剤セメント、シュウ酸

投稿者 コンドウ歯科 | 記事URL

2014年9月22日 月曜日

食片圧入は歯周組織を破壊に導く 名古屋コンドウ歯科

食片圧入とは、食べ物が歯の間に挟まることです。
この食片圧入は、歯間部の歯周組織を高度に破壊する原因の一つに挙げられます。
症状の検査
食べ物がはさまりやすい部位の特定を行う。
実際に歯間部に圧入されている食べ物の有無と性状を診査する。
レントゲン診査で隣接面に垂直性骨吸収があるかを調べる。
原因の究明
食片圧入を起こすと考えられる原因は、
1. 歯間離開度の不良
2. 辺縁隆線の消失や高さの不揃い
3. プラガーカスプ(対合歯の咬頭が楔状に接触部に咬み込んでいる)
4. 早期接触
5. 歯の動揺がある
歯間離開度
正常な歯間離開度の平均値は、下顎臼歯部で70μm、上顎臼歯部で90μm、(50~110μm)で
食片圧入は、110μmを超えると危険が生じ、150μmでは高率に発生する。

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2014年9月15日 月曜日

歯周病細菌の歯肉への侵入 名古屋 コンドウ歯科

歯周病細菌の歯肉への侵入
電顕による研究が行われる以前は、細菌は歯肉組織中に直接侵入することはなく、
細菌の産生物のみが侵入して歯周組織に炎症を生じさせて増悪すると考えられていました。
しかし、電顕を用いた研究により、急性壊死性潰瘍性歯肉炎をはじめ進行した
中・重度の歯周炎では、歯肉の上皮さらには結合組織中に細菌が侵入することが
明らかとなりました。
侵入経路
内縁上皮のみではなく、外縁上皮からも侵入し、特に歯肉上皮の角化が悪いと
侵入する量が多いことが報告されています。
細菌が生体の防御をくぐり抜けて歯肉の中で増殖すれば、
酵素・毒素・代謝産物を遊離して、歯周組織を著しく破壊すると考えられます。

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2014年9月 8日 月曜日

抗菌薬の歯周ポケット内投与

局所薬物配送システム
ポケット内など病変が生じている局所に長時間にわたり薬物が作用し効果を発揮するシステムです。
局所に高濃度の薬物を長時間作用させることが出来、全身に対する副作用が少ないという利点もあり、
広く用いられています。
歯周ポケット内に徐放性の殺菌薬(テトラサイクリン系殺菌薬など)を注入し、
歯周病性細菌を減少させる方法です。
歯周病治療への応用
従来から歯周ポケット内への貼薬は行われていました。
特にポケット内ではグラム陰性嫌気性菌の為害作用が強いことが明らかになったことから、
これらの細菌に対し有効な抗菌薬(テトラサイクリン系)をポケット内へ挿入し、
しかも徐放性にして長時間高濃度を保ち、有害菌を減少させる治療法が行われるようになりました。
適応症
1. 細菌が著しく増殖していると考えられる急性鐘状期(急性歯周膿瘍)
2. 有害な菌が特に多いと考えられる侵襲性歯周炎
3. 根分岐部や形態異常による根面裂溝部などスケーラーによる機械的清掃が困難な部位
4. 局所的に存在する極めて深いポケット
5. 全身状態が悪く歯周外科が行えないケース

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2014年9月 1日 月曜日

根分岐部病変が生じやすい原因 名古屋 コンドウ歯科

根分岐部病変は、歯周病変が多根歯の根分岐部に及び、根分岐部の歯周組織が破壊され、
根面がポケット内に露出してプラーク細菌が付着・汚染されている状態です。
根分岐部のポケット
1. 根分岐部の根面に沿って根尖方向へ垂直性のポケットが形成される。
2. 根分岐部の中心に向かって水平性ポケットが形成される。
根分岐部病変が生じやすい原因
1. エナメル突起やエナメル真珠が存在することが多い。
2. 根分岐部の根面には裂溝や小窩が存在し、セメント質の形成不全も存在することが多い。
3. 咬合力が集中し、強い力が作用しやすい。
4. 髄床部には、髄管(副根管や側枝)が多い。
5. 上記の1~4が合併して作用することもある。

投稿者 コンドウ歯科 | 記事URL

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